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ショーボートの王様リー・トランドルが、現代の傾向に逆らうプレミアリーグのスターたちを選出。“昔気質”のマンチェスター・シティの魔術師に、アーセナルのエースもエンターテイナー一覧に名を連ねた
Getty Images次のガスコイン、ロナウジーニョ、あるいはメッシはどこから現れるのか?
それほど遠くない昔、欧州各地のリーグや世界中の国際大会では、ミステリアスなエンターテイナーたちが輝きを放っていた時代があった。ジョージ・ベストから、ポール・ガスコインやロナウジーニョを経てネイマールに至るまで、気まぐれながら試合を決めることのできる存在は珍しくなかった。
彼らは地球上のあらゆる場所で観客を魅了し、ピッチ上でのプレーだけで入場料に値することも少なくなかった。しかし、フットボールは年々変化し、フィジカルの強さやアスレティシズムがこれまで以上に重視されるようになっている。
その結果、目を引く10番タイプは今や希少な存在となり、かつてほどその資質が歓迎されなくなっている。リバウド、カカ、ディエゴ・マラドーナ、そしてリオネル・メッシといった象徴的な存在を輩出してきたブラジルやアルゼンチンでさえ、数多くの技巧を備えたフットボールの魔術師を生み出すことに苦労している。
2026年のプレミアリーグでショーボートの王者は誰だ?
そうした流れに今なお逆らうごく一部の選手もいる。 『GOAL』に対し、livescore.comの提供で独占取材に応じたトランドルは、そうした選手として誰を挙げるかと問われ、次のように語った。「どうだろうね。自分としては、ああいうプレーの側面は廃れつつあると思っている。ある意味では悲しいことだよ。今は多くがポゼッション重視になっている。本当に個で違いを見せる選手はあまりいない。
「プレミアリーグで言えば、たぶん見ていて楽しめるのはエゼだね。彼はボールを受けたがって、相手に仕掛けていこうとするから好きなんだ。シティの[ジェレミー]ドクも好きだし、シェルキもそうだ。信じられないくらい素晴らしい。彼はちょっと昔気質なところがある選手で、小技やスキルを試そうとする。人を楽しませるのが好きなんだ。
「自分にとって、それこそがサッカーを楽しむやり方なんだ。自分自身もそうやってプレーするのが好きだった。見るのも大好きだし、選手が自分を表現するのも大好きだ。どんなスキルを見せても、すぐに目が行く。たぶん、その3人が自分は一番好きなんだ」
Getty現代サッカーでプレーメーカーが減っているのはなぜか?
現代でプレーメーカーが不足している理由を問われると、トランドルは次のように語った。「試合外で得られる情報があまりにも多くなったことが原因だと思う。パス成功率も出るし、試合後のあらゆる情報が記録される。今の選手は自分のデータを見て、時にはチャレンジするよりも少し安全なプレーを選んでしまうのだと思う。
「今のサッカーはポゼッションが中心だと思う。自分たちがボールを持っていれば、相手は点を取れない。ただ我慢強くプレーする。でも私にとってサッカーとは、誰かがミスをした時に、DFがクリアしようとしてもうまくクリアできず、そのこぼれ球が誰かのもとに落ちるようなボールをボックス内へ入れることなんだ。
「私はとにかく前向きにプレーし、多くのチャンスを作り、できるだけ多くシュートを打ち、できるだけ多くクロスを入れるのが好きだ。今は、みんながより安全に試合を進めたがるせいで、そういうものがサッカーから失われつつあると思う。私にとっては、見ていて同じゲームではない。」
選手育成の問題が世界のサッカー界に影響を及ぼす
トランドルは、これはイギリスのサッカー界だけが対処すべき問題ではなく、世界的な問題だとして、こう続けた。「これはあらゆる場所の問題だと思う。『さあ行け、何かを起こしてこい』と言えるような選手を、みんなが持っていないんだと思う。今は『数的優位を作ろう、このサイドに人数をかけよう、そこに1人多く置こう』という形でプレーしたがるからね。誰かが1対1の状況で残されて、『行って相手を抜いてこい』と言われる場面は本当にめったに見なくなった。
「昔はそうだった。ああいうタイプの選手を見れば、ブラジルのロナウド、ロナウジーニョ、そしてもちろんメッシも、その後の世代として彼らがやってきたことを受け継いできた。今は本当の意味で個としてプレーする選手はいない。誰もがチームの中でそれぞれの役割を担っているんだ」
Getty未来のスターたち:ングモハ、ダウマン、ガブリエウ
プレミアリーグでは、リヴァプールとアーセナルの10代選手リオ・ングモハやマックス・ダウマンといった有望株が台頭しており、「キッド・メッシ」と評されるJJ・ガブリエルもマンチェスター・ユナイテッドで大きな話題を呼んでいる。
チェルシーのウインガー、エステヴァオはブラジル代表でネイマールの有力な後継者となる可能性があり、一方でアルゼンチンは、バロンドールを8度受賞したメッシが引退に向かう前に“次のメッシ”を見つけることを期待している。トランドルもまた、試合を変える選手の育成により大きな重点が置かれることを望む一人だ。
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